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キーンと高い音が聞こえます。発振音を聞こえないようにできませんか。

PWM(パルス幅変調)のキャリア周波数が約10kHzと可聴域(個人差がありますが、20Hz~20kHzの間)にあるため、モーターからキーンという高音が聞こえる場合があります。発振音を可聴域外に変更することで回避することができます。

キャリア周波数を上げる
C1の積層セラミックコンデンサの静電容量値を(元の1000pFより)小さいものへ変更する
キャリア周波数を下げる
C1の積層セラミックコンデンサの静電容量値を(元の1000pFより)大きいものへ変更する。または、R3の抵抗器の抵抗値を大きいものへ変更する。

ただし、キャリア周波数を上げるとスイッチング損失が大きくなる、逆に下げるとモーターの振動が大きくなるなどデメリットもあります。お客様にて研究・実験の上、値を調整ください。

説明書の接続例にある電池2つを1つにできませんか。

キット付属説明書での接続例では、モーターの電源と、PWM制御を行う回路(ロジック)の電源を、お互い影響を受けないよう別系統としてあります。モーターの消費電流より電源の供給能力が充分に大きい(モーター最大電流時に電源電圧がロジック電源電圧範囲を下回ることが無い)場合には、共通化(1つに)することができます。 共通とする場合は、ロジック電源入力(+LOGIC-)とモーター電源入力(+POWER-)に同じ電源から分配・接続します(片方接続しただけでは動作しません)。 その際、モーターの電圧に関わらず、仕様に記載されているPWM回路用の電源電圧範囲となるようにしてください。

電池の代わりにACアダプタを使用できますか。

配線は別途用意する必要がありますが、多くの場合で代用可能です。 ただし、ACアダプタは短絡過電流保護などの制御回路が入っている為、接続する負荷(モーター等)によってはその回路が働き正常動作とならない場合があります。

PWM回路用(ロジック)の電源電圧を5Vに下げたいのですが。

PWM回路用(ロジック)電源電圧は、U1 タイマーIC(以下、555)の電源電圧範囲とQ1 トランジスタ(以下、MOSFET)の駆動に必要な電圧から決定されます。 説明書記載の電源電圧範囲は添付のMOSFETを使用した場合での値となっており、キットの製造時期(ロット)により下限値が5V~8Vの範囲で変動します。 下限値が5Vより大きい場合、付属のMOSFETを使用せず、4V駆動対応表記等のある低VGS(必要な駆動電圧が低い)タイプを別途ご用意いただくことで、電源電圧を5Vまで下げることができます。